運動と食事制限 ダイエットにオススメはどっち?
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ダイエットをしたいけど、なにから手をつけたらいいのかわからない。
そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
食事を減らすのは無理だから運動をしようと考えている方、運動は苦手だから食事を減らそうと考えている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
ダイエットには運動と食事制限どちらが大切で効果的なのかをご紹介していきます。
◆運動の効果
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私たちは運動をすることによって、消費カロリーを増やすことができます。
また運動によって身体の筋肉を鍛えていくことで、身体の基礎代謝量がアップし痩せやすい身体をつくることができます。
基礎代謝は、呼吸したり、心臓が動いたりしている日常の生活の中で自動に消費されるエネルギーのことです。
実際ダイエットで一般的におこなう運動の中で消費されるカロリーは少なく、ダイエットに適しているとはいえません。30分のウォーキングで消費カロリーは58kcalほど、ランニングでの消費カロリーは180kcalほどとなっています。
◆食事制限の効果
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食事制限といっても断食や、1食を低カロリーの食べ物に置き換える方法などさまざまな方法があります。
私たちは1日の生活で消費するカロリーを食事から摂取し生活をしています。
この摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうことで体重が増えてしまい、下回ることで体重が減っていくという非常にシンプルな構造になっています。
一日の食事量が消費カロリーを下回るようにすることで体重を減らすことができるのです。
◆どっちがオススメ?
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体重を減らすためにもっとも効果があるのは、食事制限することです。
運動で消費カロリーを増やし、食事で摂取カロリーを減らせば体重が落ちることは先ほど説明しました。
30分のランニングで180kcal消費できるといいましたが、30分のランニングで汗を流したとしても、その消費カロリーはご飯一杯分(235kcal)の摂取カロリーを下回ってしまいます。
毎日ご飯を2杯食べている人は、1杯を減らせば30分のランニング以上のカロリーを抑えることができるという計算になります。
ダイエットに一番重要な効果をもたらすのは食事制限をおこなうことです。
◆運動はダイエットに不要?
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摂取カロリーを減らせば体重を落とすことはできますが、それだけでは大きな問題点に直面してしまいます。
それは体脂肪を減らす効果だけはなく、筋肉の減少を引き起こしてしまうということです。
筋肉が減ってしまうと、基礎代謝を低くしてしまうので、普段の消費カロリーを下げてしまい、体重は減っているのに太りやすい身体になってしまいます。
どういうことかというと、リバウンドする身体になるということです。
リバウンドをしない身体をつくるためにも運動は欠かせなくなります。
有酸素運動とはランニングやウォーキングなどの体内に酸素を循環させながらおこなう運動のことで、脂肪燃焼効果が高いです。
逆に無酸素運動とは筋トレのようなトレーニング中に酸素を身体に循環させない運動のことをいい、消費カロリーの観点からいうと、有酸素運動を下回ります。
無酸素運動で筋トレをおこなうことで、筋肉に刺激を与えて基礎代謝量を増やすことができます。
また、食事制限による筋肉の減少を妨げることもできます。
筋トレは筋肉増強を目的としておこなうのではないので、過度なトレーニングは必要ありません。
1日スクワット15回3セットを目安におこなえば、基礎代謝量を上げることができます。無理のない程度に毎日筋トレを継続しましょう。
いかがでしたか?
私が思うにダイエット成功の秘訣は8割の食事制限と2割の筋トレだと考えます。
気をつけてほしいことは、食事は必ず消費カロリー以下で摂取をすることと、筋トレを継続的に毎日おこなうことです。
この2点をしっかり守ってダイエットに取り組んでいただければ、痩せることは間違いないでしょう。
どうかリバウンドをしない身体作りをおこなって目標の体重までダイエットを成功させましょう。