十割蕎麦でオススメ健康ダイエット
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近年のダイエットブームの中に、白い食べ物を茶色い食べ物に変えようといった方法が多くなってきました。
白米は玄米に、食パンなら全粒粉パンに、パスタも全粒粉パスタ、砂糖は黒砂糖にダイエットをするなら変えてしまおう、というような取り組みです。
夏にはご家庭で冷やしそうめんをする機会があると思いますが、そのそうめんを蕎麦に変えてみるのも健康にいいかもしれませんね。
本日はそんな蕎麦ダイエットについてご紹介をします。
◆白い食べ物と茶色い食べ物の違い
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最初にいくつか白い食べ物と茶色い食べ物の紹介をしましたが、なぜ茶色い食べ物がダイエットに良いと注目されるのでしょうか。
ここでいう白い食べ物とは、白米や小麦粉、白砂糖といった精製された食材のことをいいます。
対する茶色い食べ物とは、玄米や、全粒粉、黒糖といった精製されていない食材のことをいいます。
精製されていない食品は、精製されている食品に比べて、食物繊維が豊富で、血糖値も緩やかに上がる効果があるといわれており、ダイエットに効果的です。
しかし、消化に悪いこともあり、肝臓などに負荷をかけてしまい、胃腸障害を引き起こす可能性があります。
白い食べ物は精製をする際に本来持っている栄養や成分を失ってしまっているので、精製していない食材のほうダイエット効果が高いといわれています。
◆蕎麦には小麦粉が含まれている
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蕎麦の色は白くはないですが、その中には小麦粉が含まれています。
小麦粉には食欲をコントロールする中枢神経を刺激する作用があるグルテンが含まれています。
グルテンを摂取すると食欲が増し、食べてもまたすぐ食べたくなるというダイエットに悪循環を及ぼしてしまいます。
また、小麦に含まれるでんぷん質には血糖値を急激に上昇させ、肥満ホルモンといわれるインスリンの分泌を促してしまいます。
そこで、小麦粉を使用していない十割蕎麦を使うことで健康的なダイエットができます。
◆十割蕎麦のダイエット効果
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食べたことがある人には分かるかもしれませんが、十割蕎麦は小麦粉を使用していないのでバサバサとした舌触りに感じてしまうかも知れませんが、蕎麦の持つ栄養素を効率よく摂取することができます。
ルチンという成分が蕎麦には多く含まれており、ビタミンCの吸収を促進させる効果があるので、美容効果に期待ができます。
また、ビタミンBも含み、脂肪・糖質の代謝をよくする働きもあるので、ダイエット効率もアップしてくれます。
食物繊維も豊富に含まれており、十割蕎麦1食で1日に必要な食物繊維の約1/4を摂取することができます。
◆食べすぎには注意
蕎麦はすぐに食べることができ、満腹感をあまり得ることができないので、多少食べ過ぎても大丈夫という気の緩みが起こりやすく、食べ過ぎてしまうことがよくあります。
蕎麦といえど糖質が含まれているので、食べすぎはダイエットの天敵になってしまうので、1人前で満腹感を得られるようにサイドメニューやトッピングを上手に組み合わせて食べましょう。
◆オススメの食べ方
蕎麦は冷やすと糖の吸収を抑えることができるので、ざる蕎麦で食べることをオススメします。
◆オススメトッピング
・大根おろし
むくみ解消効果と便秘解消に効果的です。
・きゅうり
大根と同様むくみ解消効果があります。
また、抗酸化作用もあるので疲れにくい身体にしてくれます。
・大葉
多くの栄養素が含まれており、アレルギー予防、殺菌作用、貧血予防に最適です。
・みょうが
みょうがもむくみ防止に一役買ってくれます。
不眠症予防にも効果があります。
質の高い睡眠は脂肪燃焼にこうかがあります。
そうめんを食べるなら、十割蕎麦を食べて健康にダイエットをしながら夏を乗り越えましょう。